🌿第2話:小さな習慣が変えた朝 〜うつの回復への第一歩〜
こんにちは。当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回は、私自身がうつ病の真っ只中で感じた心と体のつながりについて、ありのままの体験をお話ししました。
▶ 第1話はこちら:「うつで苦しんだからこそわかる、心と体のつながり」
今回は、その日々の中で「最初の小さな変化」につながった、ある習慣のお話をさせてください。
🌞 朝、太陽の光を浴びる。ただそれだけ。
うつ病の症状が強かった頃、私にとって「朝」という時間帯は特にしんどいものでした。
寝ていたいのに眠れず、起きても体が重く、何をする気力も出ない。毎朝、ただ無心で天井を見つめるだけの日々でした。
そんなとき、通院先の先生に言われた一言がきっかけでした。
「朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びてみてください。たったそれだけで、脳のスイッチが切り替わることがありますよ。」
半信半疑ながら、翌朝、カーテンを開けて光を浴びてみました。
眩しさで目をしかめながらも、顔に当たる光にほんの少し、体の内側が動いた気がしたのを覚えています。
☕ 5分間のルーティンで心に「余白」が生まれた
次第に「朝はとりあえずカーテンを開けて白湯を飲む」という5分間のルーティンが定着しました。
何も考えずに光を浴び、ただぼーっとする。
不思議なことに、その時間が心にほんの少し余白をくれるようになったのです。
「今日はなにかしよう」と思える日が、週に1日から3日、そして5日へと増えていきました。
🍃 栄養の見直しも、心の安定に影響したかもしれません
朝起きた直後に軽く何かを食べる、あるいはビタミン系のサプリメントを摂ることも心がけるようになりました。
特にビタミンB群やマグネシウムは「脳のエネルギー」に関係すると言われており、体調の波が少し落ち着いた実感があります。
朝のだるさや夜の不安感に悩んでいた時期にあるサプリメントが支えになりました。
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小さな行動の積み重ねが、確実に「いつもよりマシな日」を作ってくれたように思います。
✉️ 最後に:できることから、ひとつずつ
うつの回復は、劇的な変化ではなく、
ほんの小さな選択の連続でできていると私は感じています。
「今日は何もできなかった」日があっても、それは全く悪いことではありません。
ただ、1日1回、光を浴びるだけでも、自分のために“ひとつだけやった”ことになります。
📘 次回予告:小さな変化の話
次回は、「うつの時期と食事の関係」について、私の経験をもとにお話ししたいと思います。
体調が悪いときこそ食事はとても大切。でも、食べられない日だってある。そんな現実とどう向き合ってきたのか、ゆっくり綴っていきます。
📌【第1話はこちら】